このブログには、まだ書いてなかったと思うのですが、来年からお米の田んぼが増えます。

事情を説明すると長いんですけど。
四万十町というか、全国にあるんですけど、集落営農組織というものがあります。
持ち主が農業を辞めてしまったりして耕作放棄地になる事を防ぐために、集落で組織を作って、その組織で集落の農地を管理していこうという組織です。

うちの集落にも集落営農組織があるのですが、その組織に所属している人達が高齢化してしまって、出来る人が少なくなってきたので、僕にも声がかかりました。
そんなわけで、今年からは集落営農組織で管理している田んぼでもお米を栽培する事になりました。
ここで作るお米は宮内商店という四万十町のお米屋さんに出荷され、主に高知県内で販売されるのですが、ネットでも販売しています。

というのが前置きで、今日はその田んぼのあぜ焼きをしました。
あぜ焼きとは、文字通り田んぼのあぜを焼きます。
今の時期、草は殆ど枯れているのですが、ここに火をつけることによって、虫や雑草の種を焼いて密度を下げます。
多少焼いたくらいじゃ、草も虫も全滅はしません。あくまでも密度が下がるだけ、ひょっとしたら気休めかも。

たいまつみたいなもので、枯れ草に火をつける地域もあるのですが、うちのはこれ。

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灯油バーナーです。1300℃になるってふれこみなんですけど、生きた草は燃えません。
そんなわけで、バーナーで焼いてもこんな感じ。
IMGP1963

この田んぼは全部で12箇所あるんですけど、そのうちの9箇所であぜやきをしました。

そのうちの3箇所がここ。

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左側に見える小屋の奥もずっとその田んぼです。

これからは、田んぼの作業も結構忙しくなります。
その上面積が増えるって事は、草刈する場所が増えるって事なんですよね。