ここんところ、毎日土木工事ばかりだったので、今日はお休みして、夫婦でドライブに出かけることにしました。
うちって高知県の西の方なので、愛媛県ってわりと近いんです。四万十町の北西隣は愛媛県です。
、、で、宇和島までは車で2時間かかりません。
宇和島ってところは、まだ高知県に住むなんてことを微塵にも考えていなかった大昔、
司馬遼太郎の「花神」という小説を読んで、行ってみたいとずっと思っていました。そんなわけで、車で1時間50分かけて宇和島まで行ってきました。
1時間半ほど走って、ここから愛媛県に入った~!
急に何かが違うと肌で感じるのだが、何?
ここは宇和島駅前。いや~南国です。
寒い四万十町から出てきて、何かが違うと感じたのはこれだったのかな?
最初に行ったのは、宇和島城。
ちゃんと心得を読んでから中に入ります。
石段を登り、
坂を上り、
一番大きい!と感動した樹にハグで挨拶して、
仮設階段も登り、
最後の石段を上がると、
どどーんと、そびえる天守閣。、、、と言ってもそんなに高くはありません。3層の天守閣です。
ですが、この天守閣改修してはいますが、当時のままの建物です。
せっかくなのと200円/人だったので、中に入って見ることにしました。
昔、ばあちゃんちもそうでしたけど、なんで昔の日本の階段って、こんなに急にしたんでしょうね。
とっても、老人には登れません。
天守閣の最上階は、こんな感じ
補修工事の時の写真が飾ってありますが、それ以外は全国各地のお城の写真と説明です。
ですが、正月らしく、当時の鏡餅を再現したものが置かれてました。
みなさん、お賽銭を上げてるようです。
詳しい鏡餅の説明が書かれていました。
決して床の間や玄関に飾って美しい物ではないのですが、
一年間の祈りと気合がこもっているのです。
最上階だけあって、見晴らしがいいです。
窓からは宇和島の港が見えました。
宇和島は、伊達政宗の庶子が与えられた藩ですが10万石との事。
そんなにお米とれたのかなぁ。漁業収入も入れてだったでしょうか。
どこまで宇和島藩だったんだろ。途中通ってきた松野とか鬼北とかも宇和島藩だったんだろうか。
でも、そんな小藩でも村田蔵六を召抱え、軍隊を整備しようとしたわけで、なかなか気概のある藩主さんだったんですね。
なんて事をあれこれ考えながら、謎は深まるばかり。
外に出たら石垣の補修の写真があったのですけど、石垣ってこうやって積むんですね。参考になりました。
この後、資料館で当時に使われていた道具を見学して
宇和島城を後にしました。
つづく