10月19日から始まった研修農家さんのところの
生姜掘りの作業風景です。
20名くらいの人数で一日600コンテナ(1個のコンテナに18キロの生姜が入る)
の生姜を掘り取りトラックで運びます。
男性は主に生姜を抜いたりコンテナを運ぶ力仕事で、女性は掘った生姜の茎を
芽切りバサミで切っていき、コンテナに詰めます。
これは生姜掘りの時に使う機械で、生姜の上の葉っぱを切りながら
しょうがの茎を引いていきます。
そうすることで土にがっちり埋まっている生姜が抜きやすくなります。
夫はひたすらこの機械と格闘?(重いし、調子が悪いため)しながら作業。
でも機械がターンするところは、手で引き抜くのでこれも
かなり力が必要です。
私はひたすら茎を切ります。
左手で生姜を持ち、右手でハサミを持って切るのですが、
生姜は重いし、茎が太くてかなりの力が必要です。
朝の7時半から夕方まで切っていると、手がしびれてきます。
慣れた人が切るハサミの音は、まるで美容院で髪の毛を切って
いるようで、なんであんなに速く切れるのか不思議です。
私は指の付け根の筋肉痛で、作業に慣れてくれば、それなりに
速くなると思ったら、日ごとにハサミのスピードが落ちています。
でもあっという間に生姜の山が出来て、コンテナが積み重なって
行きます。
来年は畑の面積は違うけど、自分たちで育てた生姜を
収穫できることを願います。