[七里慣行生姜]ぱおぱおを剥がしました。

もう少し芽が出るまでおいておこうと思ったのですが、師匠から「芽が出てからじゃ遅いから今のうちに剥がした方がいい」と言われて急いで剥がしました。

まずは、ぱおぱおを留めているトンボをとります。

高橋金物店で買った灰取り棒の先を削って、トンボを取りやすく改造したもの。
灰取り棒って、僕が子供の頃はデレッキって言ってたんだけど、デレッキは通じませんでした。
子供の頃のデレッキは丸棒だったんだけど、これは平たい棒です。
足でちょっと押してやると、トンボの下に潜り込むので抜きやすくなります。

トンボをとったらぱおぱおを巻こうと思ったんですけど、朝露が乾いていない

このまま巻くと、シケってカビが生えるので、さっきのデレッキで叩いたりして水滴を落として乾かしました。
これに結構時間がかかりました。

露払いも終え、ここで、消毒用ビニールを巻いた時の機械が登場

この機械、消毒用のビニールを巻く時と、ぱおぱおを巻く時だけしか使わないので、年に２度だけの登板です。

この機械で引っ張ってぱおぱおを巻いていきます。

ぱおぱおをはいだ後、ぱっと見は何もないんですけど

よくみると芽が出ていました。

でも、泥除けにマクラ（生姜を植えない畝）をとったところに、ソルゴーを蒔いてたのですが、ソルゴーがネキリムシにやられています。

これって、放っておくと生姜の芽も食べてしまいます。
生姜は１番目に出てくる芽は一次茎といって、将来を左右する大事な芽なので、対策が必要です。

で、農協で買ってきたのがこれ、

ネキリムシを誘引し、食べさせることによって退治するんだそうです。
雨が降ると溶けて無くなるので、再度巻き直す必要があるとの事でした。

芽の周りは特に念入りに。

無事そだってくださいませ。