土寄せをしたらワラを敷きます。
これは、土の乾燥を防ぐためと、草を抑えるためです。

ワラと言っても、本物のワラではなく、サトウキビの搾りかすを乾燥させたものです。
サトウキビが主原料なので環境にやさしいかといえば、そうでもなくて、石灰窒素という毒性の強い薬剤が1%混ざっているため、有機では使用できません。
それに、原産地のインドネシア産の草の種が混ざっているようで、南方系の草が生えてきたりするので、僕はあんまり好きじゃないのですけど、作業性がいいのと、他の資材は手に入りにくいのです。

日本は米どころだから稲わらが沢山あると思われるかもしれませんが、最近のコンバインは刈り取った稲を、細断して田んぼに落としていくため、国産の稲わらというのは、なかなか手に入りませんし高額になります。売っている稲わらは、殆ど中国産なのですが、中国では口蹄疫が発生した為、現在輸入は殆どない状態になっています。

そんなわけで、ケイントップを撒きます。

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台車の上に載っているのがケイントップで、圧縮されて袋に詰められているものを、手でほぐしながら撒いていきます。

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結構地味な作業で、一畝分まくのに45分くらいかかります。

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今日は午後から用事があったのと、そもそも、暑い時期に丸一日この作業をするのは無理なので、畑半分やったところでおしまいにしました。

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