十和錦というお米を栽培している田ノ川の田んぼの様子です。
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周りに比べて成長が遅いながらも、ゆっくり分けつしています。

普通お米を作るときには、元肥を入れて、穂が出る20日前あたりに穂肥という追肥をするのですが、今は、「への字稲作」という方法で栽培しているので、穂が出る50日~45日くらいに追肥をします。
この時期、慣行の稲作では、分けつが最大になっている頃なのですが、うちのはまだまだ分けつ途中なのも、「への字稲作」の方針です。

穂がいつ出るかというのは、とてもむずかしい問題で、20日くらい前だと、一本抜いて、稲の茎の中を調べて、穂の赤ちゃんが出ているかどうかで判断するのですが、45日も前だと、そんな手段では調べられません。
もう、こうなると、例年の傾向や、天気の様子から、だいたい何日に穂がでるはずだと予測して判断します。
僕の場合、今まで、いつ穂が出るかなんてのは気にした事がなかったので、農協の栽培暦やら、本なんかを読んで、だいたい8月の下旬頃だと予測したので、今が50日~45日前くらいだと思っています。

そんなわけで、追肥をしました。

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7畝の田んぼに硫安10kg。硫安は硫酸アンモニウムの略で、窒素の単肥です。
「への字」の場合は、これだけでいいんですと。

これが効いて、分けつが増えていく予定なんですけど、、、、、、どうなるんでしょう。