先日JAの勉強会でキャベツの種を頂きました。
でも、四万十町の気候では、春採りのキャベツを作るのが、とてもむずかしいんだそうです。
お盆の頃に種まきをして年内に収穫するのはわりと一般的ですが、春採りの場合は秋に種まきになります。
9月頃にポットに種を蒔いて本葉3-4枚の定植時期に定植すると、10月頃の移植になるのですが、これだと冬の寒さに当たる前に大きくなりすぎてしまいます。
キャベツなど、アブラナ科の野菜の一部は、一定の大きさに育った後低い温度に当たると、花芽分化といって、花の元が出来、暖かくなるといきなり花を咲かそうとしてしまいます。
この為、まだ玉の小さな収穫時期前に花が咲いてしまったり、収穫時に破裂してしまったりするそうです。
それで、10月に種をまくのですが、本葉3-4枚のまま大きくしないで2月まで育て、暖かくなり始める頃に定植するんだそうです。
この本葉3-4枚のまま大きくしないでというのが難しい。
その問題を解決する方法に、スーパーセル苗というのがあるとJAにの方から教わりました。
詳しくは、ここに載っています。
この方法を使うと、本葉3-4枚のままずっと置いて置けるらしい。
なので、今回、スーパーセル苗というのを試してみることにしました。
それには、潅水の為の装置が必要だというので、それを作りました。
まずハウスにコンテナの置き場所を作ります。
大体水平になるのを確認してから、コンテナの上に台を置き、四辺に角材を置きます。
この上にビニールを被せます
ようするに、ここに水を貯めるのですね。
それから、ぱおぱおを敷きます
これは、溜まった水が自動的に排水される為の仕組みです。
水をやった後、いつまでも水が溜まっていると根腐れを起こすので、自然に乾燥するようにしています。
ここには3枚のセルトレーを置くことができます。
別のサイトでは、自動的に吸水と排水を行う装置を試作しているものもありましたが、ようするに、根腐れ起こさないように、水が溜まらなくなってたらいいみたいです。
ここに防根透水シートみたいなものを敷いてその上にセルトレイを載せて完成です。
この辺はあとでやることにしました。
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