四万十町には、集落毎に神社があって、集落というのは神社の氏子の集まりとほぼ同じ意味なんです。
そんなわけで、神社の行事というのは集落の行事とほぼ同じ意味なのですが、今日は、神社の夏祭りでした。

神社の行事は、年に6回くらいあるのですが、行事の段取りは、集落全体で持ち回りでやっています。
今年、うちは夏祭りの担当(当人という)になりました。

夏祭りの当人は3世帯で請け負うのですが、今回2家が移住者なもんで、元々集落に住んでいる方が殆どやってくださいました。

まず、山に行ってサカキを3本とお供えにするサカキの枝を集落の個数分とってくるのですが、それは前の日に終わらせてくださってました。

これは、神棚に備えるサカキです。

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その後境内やお堂の掃除をしてから、しめ縄を作ります

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、、、と言っても、移住者二人は何の役にも立たないので、しめ縄を作って頂いている間に、横で、練習していました。

しめ縄は、こんなふうに鳥居とお堂の入り口、それと神棚の前に飾ります。

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垂れ下がっているワラは、ゴミではなくて、七五三と言って、7本5本3本の順につけています。

しめ縄を飾ったらお供えも飾ります。

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これは、何を飾るのかと、どこに飾るのかが決められています。

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そんなこんなして、時間が近づくと、集落の皆さんが集まってきます。

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こっから先は神事。
バシャバシャ写真を撮っている場合ではありません。

1時間程神事があって、その後はみんなでお客(高知県でいうところの宴会)です。

皿鉢料理が並んで、みんなでワイワイ楽しみます。
男性陣は、返杯が入り乱れて飲んでいました。

当人は、みなさんが帰った後も、後片付けをして、お金の計算をしておしまいです。
結局7時半までかかりました。

個人的にはキリスト教徒なんですけど、集落のこんな集まりは大切にしていきたいと思っています。