もう昼間が暑すぎるので、朝5時に犬の散歩に行って、涼しいうちに作業する事にしました。

四万十町の朝は、霧でもやっている日が多いです。

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改めて見ると、なんか典型的な田舎の風景

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普段は、こんなに客観的には見てなくて、「〇〇さんの家」って見えてるんですけど、今朝はなぜか風景に見えました。

散歩の後は、生姜畑の草取り。
本当は、とっくにワラを敷き終わっていなければならないんだけど、雨が続いている間に草が生えてきて、そのままじゃワラを敷けないので手除草です。

あと2箇所残っているのですが、1つやるのに3日かかっています。
なんせ、暑くて暑くて、そんなに長時間出来ない。スピードも鈍くなる。

、、、なわけで、早朝なんですけど、こんどはムト(ブヨ)が寄ってきて難儀しました。
蚊取り線香つけて、虫除けスプレーしてても寄ってくる。

それでもなんとか8時半までに終わらせて朝食です。

朝食の後は、お買い物!!
今日は地元のスーパーハマヤで、コストコ祭りがある日です。
コストコ祭りって、コストコの一部の商品を売るってだけなんですけど、一番近いコストコが広島なので、結構人気なイベントです。

うちは、とにかくベーグル狙い。

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いっぱい買いました。

その後は、黒鳥さんに鎌を買いに。

黒鳥さんは、地元の鍛冶屋さんで庖丁や農機具などを売っています。
土佐打刃物の製造直売をしています。

こないだ、草刈り鎌を買って、使い勝手が良かったので、今日はもうちょっと太いものも刈れるやつと思って見に来たのですが、結局、木鎌という木をなぎ払う鎌を買いました。

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これで、トウモロコシの畑の片付けをする予定です。

孫を連れて行ったら、庖丁を作るところを見せていただきました。

これが、庖丁の原料。あらかじめ鉄と鋼を貼りあわせてある材料だそうです

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これを炉の中で熱します

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中はこんな感じ

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赤く熱したら、取り出してたたきます。

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これを何度も繰り返して、形を整えていきます。
下は製作途中の段階を並べて見せてくれたものです。

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それが最後にこんな感じになります

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これって研ぐ前の状態ですが、よく見ると厚さが違っています。

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刃の側は、先が太くて、元が薄くなっています。
背の側は、その反対になっています。

これって、鋼と鉄の割合を加減しているのだそうで、太いところほど、研ぐと中心部にある鋼の量が増えるわけです。

別の刃物(剣鉈)で見せていただいたのですが、先っぽの方は光っている部分が多くて、手前の方は少なくなっています。
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特に、先端部分に鋼を見せるように作っているそうです

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単に叩いて形作っているだけに見えたのですが、そんな加減までしてやってるって、全然気づきませんでした。

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四万十町のワンダーランドですね。

この技術は、息子さんが継ぐことになりました。
これからも、末永く継承していっていただきたいです。