今日は、四万十町社協の防災研修で、ロケットストーブを作りました。

ロケットストーブ作りを申し込んだ4人(+社協の会長1名)以外は、災害についての座学を受講している中、別プログラムでの研修です。
ロケットストーブ作りに慣れてらっしゃる、窪川高校の技師さんに教わりました。

材料はこんだけ。

オイル缶2つ。(ひとつ分の蓋)
106mmエントツ3種類。直線、T字、エルボ。
針金。
あと、ここには写ってないですけど、パーライト。

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この缶は、オイルが入っていた缶ですが、綺麗に洗ってくれています。
これ洗うのすんごい大変なんですけど、エンジンクリーナー使って落としたんだそうです。

まずは、型紙をあてて、切り取る部分をマークします

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この型紙は、煙突が通る穴を開ける部分の型紙ですが、缶の曲面に合わせて楕円形になっています。
今回使った型紙と同じものをネットで見つけました
この型紙は直径120mmの煙突用なのですが、106mmの煙突の方が性能が良いものができるそうですので、この型紙より少し小さく切ります。

切るときは、先に電動ドリルに25mm-30mmのホルソーというものをつけて穴を明けます。

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そこから金切り鋏を入れて、放射線状に切り込みを切っていきます。

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切ったら、缶の中側へ折り込み、ハンマーで叩いて形を整えます。

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ここで、T字を外に、エルボーを中にしてエントツをセットします。

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切って内側に折り曲げた缶の切り口のビラビラをエントツに密着させ、針金で結わえます。

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次に、もう一個の缶の底を切り取ります。

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エントツギリギリでなくて、少し大きめに切り取るのがミソです。

そこまでできたら、垂直のエントツをつけてから、パーライトを入れていきます。
この時、
・エントツが中心に来るように調節しながらやること。・ある程度詰まったら、棒等でパーライトを押し固めます。

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ギリギリいっぱいまで入れないで、3cmくらいのところでやめておきます。
(あまりギリギリだと、2つ目の缶を載せた時、エントツが上に出ない)

蓋の中心に円形の型紙を載せて、マークします。

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そのマークの中心を、ホルソーで切り取り、そこからハサミを入れて切り込んでいきます。

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次に2段目のオイル缶を重ね、上の缶と下の缶をドリルビスを打ち込んで接続します。
この時、上と下がまっすぐ重なるように注意する事と、上の缶の持ち手が焚き口に対して直角になるように気をつけます。
(でないと、持ち歩くとき、焚き口が邪魔になる)

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接続したら、上の段にもパーライトを入れていきます。

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この時、
・パーライトを入れる前にエントツの上に蓋をする(じゃないと、エントツの中にパーライトが撒かれる)
・穴を開けた蓋を時々被せてみて、エントツが中心に来ている事を確認するのがミソです。

上までパーライトが入ったら、蓋をします。

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蓋の周りをプライヤーで絞めてからハンマーで叩いて固定したら完成

こんな感じで焚き口の横からバーナーで火を点けると楽です。

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火が点いたら、そこは蓋をします。

あずきを煮てぜんざいを作りました。

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ロケットストーブは一度作った事があるのですが、エントツの高さが足りなくて、引きが弱かったんですが、これは断熱がちゃんとしているのと、高さがあるので、結構なひきです。

次回、これを使って燻製でも作りたいなあ。