今日は、朝から雨。予報では大雨。
晴耕雨読というけど、この時期、雨でもやることはてんこ盛りです。

その中で、今日は籾蒔きをしました。
雨だからという事ではなく、種籾を温湯消毒したあと水に漬けるのですが、籾が膨らんできて鳩胸という状態になった時にしなければなりません。
これより遅いと、芽が出てきて籾蒔きの時に芽を傷つけるので、その前にしなければならないのですが、鳩胸の状態から1日くらいで芽が出始めます。
なので焦る。晴れてても忙しくても時期を外せません。
浸種の温度管理が出来る装置があれば、前もって芽が出る日を予測できるのですが、うちは、もらった浴槽に水を張って、外に置いておくだけなので、気温で随分差が出ます。
ちょうど、生姜の植え付け時期と重なる為、去年はすっかり芽が出てしまいましたが、今年はちょうど良いときに作業出来ました。

うちでは、培土の代わりにロックウールマットを使っています。
最初は、培土を使っていたのですが、ロックウールマットの方が手間がかからず、軽くて厚さが均一で、しかもコストが培土とそんなに変わらない。
ロックウールマットは、珪酸と石灰と苦土から出来ていて、これって水稲の土壌改良材と似たような成分です。

肥料も予め入っています

これを苗箱にセットしていくのですが、うちの苗箱は、去年社協の広報誌の「もろうてや」というコーナーに載ってた、不用品を無料で提供してくれるサービスを使って手に入れたので、中古の古い苗箱です。

こんなの。

今時のは必要ないのですが、このタイプのは、底に紙を敷きます。

でもって、ロックウールマットをセット

セットしたら、タップリと水を染み込ませます。

ここに籾を蒔くのですが、うちでは手動の籾蒔き機を使っています

中はこんな風になっていて、毛の部分をスライドさせて蒔く量を調整します

ここに種籾を入れて、緑色のレールの上をゴロゴロと転がすと籾が蒔けます。

籾を蒔いたら、覆土します。
覆土は、水稲用の土が売っていて、それをまいて、専用の板を使って均一に均していきます。

ここまでで一枚分の作業は終わり。

実際には、一枚ずつ作業するのではなくて、全部の枚数に対して一工程ずつ終わらせていきます。
集落には、籾蒔きの機械があって、自動で出来るのですが、うちは品種が4種類作っていて、品種代えるごとに掃除したりする手間を考えると、手蒔きの方が早いのでずっとこの方式です。

全部終わったら、苗代に並べていきます

今日は74枚蒔きました。品種はにこまる。
去年、日本穀物検定協会で特Aに認定された品種で、この品種は地元の米屋さんに販売します。
にこまるは、9反くらいの面積で栽培するので、苗の量もこの倍くらい必要なのですが、50枚分は育苗をベテランの農家にお願いしています。
今までも、140枚くらい必要だったし、僕の経験が浅くて苗が上手く作れないので、ずっとお願いしてきたのですが、去年あたりから、少しずつ自分でも苗が作れるようになったので、今年は半分だけ自分で作ることにしました。

最後に、シルバーポリトウというビニールでトンネルして完了。

右側にちょこっと見えているトンネルには、昨日蒔いた、ヒノヒカリ、十和錦、農林22号の苗が、それぞれ17枚ずつ入っています。

今年はちゃんと苗出来るんだろうか。
去年、初めて成功していきなりこんだけ増やしたので、ちょっと心配です。