とうとう、一番恐れていたことが起きました。
有機で栽培している生姜に病気が来ました。
過去に生姜を栽培していて、病気で全滅した履歴があるという話を、ここを借りた後に聞いたので、生姜の栽培面積を減らしてはいたのですが、やはり、という感じです。
20年ほど前だとの事だったのですが、それでもダメだったのか、今年の猛暑と乾燥で生姜が弱っているのか、栽培方法が悪かったのか、理由は定かではありませんが、対処しなきゃいけません。
と言っても、有機のほ場で農薬は使いませんから、江戸時代の火消しのように、被害の拡大を止める手立てしかありません。
そんなわけで、病気が出た株と、その周りを引きぬきます。
病気が出た株はこんな感じ
茎が枯れ、新生姜の部分(左)が黒くなっています。
右側の親生姜は健康そのものです。
まだ病気が広がる前に掘ったので、菌がそんなに回っていません。
こんなに綺麗なのに、たくさん分けつしていて、これから太っていくはずなのに、とても残念です。
生姜の病気は、伝染力が強くて、あっという間に広がっていきます。
綺麗な部分は人が食べても大丈夫なのですが、放っておくと、綺麗な部分にも菌が回って、黒ずんでいき最後には腐ってしまいます。
今日は、病気が来ている部分を徹底的に掘り起こしてから、草をとり、虫をとり、最後に液肥をあげました。
あと2ヶ月。なんとか持ちこたえてもらいたいものです。
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