台風が去って、四万十町は暑くなりました。

夏の炎天下、お陽ぃさんが、、、、、、カーーーーーーーッ  という桂枝雀の声が聞こえそうな、そんな天気です。
また明日から天気が崩れるのですが、出来るところから出来る分だけ、生姜の畑にワラを敷くことにしました。

ワラと言ってもケイントップなんですけど。

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こんな感じの台車に載せて、ほぐしながら撒いていきます。

これがケイントップ

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サトウキビの茎を砕いて乾燥させ、圧縮したものです。
サトウキビの茎だけならいいんですけど、石灰窒素が入っているので、有機栽培では使えません。

石灰も窒素も、特に体に悪いものって感じじゃないのですが、主成分はカルシウムシアナミドと言って毒性があります。
特に、肝臓のアセトアルデヒドの分解を阻害するので、お酒を飲むと急性アルコール中毒になる危険があります。
時間が経つと、土の中で分解され、アンモニア性の窒素肥料になり無毒化するので、慣行栽培では便利に使われています。

そんなモノが入っているケイントップなんですが、扱いが便利なのと、安価なので、慣行栽培ではケイントップも敷きワラの他、有機物資材としても使用されています。

そんな作業を4時間くらいかけて7畝の畑に撒き終わりました。

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この他にも、まだやらなきゃいけない畑はあるんですけど。。。

本当に一日、いい天気でした。
神ノ川も穏やかに流れています。

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