4月4日に浸種した種籾ですが、いよいよプックリしてきたので、お米を持って学校へ行き、播種のタイミングかどうかを見て頂きました。
農大の先生によれば、まだ芽が出ていないので2-3日は置けるけど、今蒔いても大丈夫だそうです。
農家によって、この状態や一粒でも芽が出たのを見つけたら播種する農家と、全部に芽が出るまで置いておく農家とあるそうです。
今日は大雨が降ったので、生姜の植え付けができませんでしたが、これから生姜の植え付けで忙しくなるので、今のうちに播種する事にしました。
まずは、乾燥。水に濡れたままだと播種機にくっついてうまく蒔けないので、乾かします。
2層式洗濯機の脱水で7分絞ります。
このままで播種する人もいるみたいなのですが、学校の先生によると、日陰で乾かしたほうが良いとの事なので、ハウスの中で乾かしました。
普段なら思いっきり日陰ですけど、今日は曇ってるのでいい感じです。
新しい水稲育苗時台の播種機とか書いてますけど、写真は思いっきりレトロな少女。
組み立てたらこんな感じです。
まずは空箱に播種して、ちょうど1合になるように播種量を調節しました。
一合のお米は、だいたい100g程度で、これは標準よりかなり少ない量です。
なんですけど、今参考にしている「への字稲作」では、苗は薄まきして太く短く作る事になっているので、思い切って減らしてみました。
調整が済んだら培土を作ります。
左側のが床土用の培土で右側のが覆土用の培土で、それぞれそのままで使えるのですが、床土用の培土には標準の稲作用の肥料が含まれているので、床土用の培土に無肥料の覆土用を混ぜて肥料分を薄めて使いました。
よく混ざったら、育苗箱に土を入れていきます。
土を入れたら、ならし板でならしていきます。
このならし板は市販されていて、床土の量と覆土した後の量をちょうどにしてくれます。
育苗箱に培土を入れ、たっぷりと潅水したら、いよいよ播種です。
播種機を転がすとパラパラと籾が落ちます。
播種した結果はこんな感じ
これに覆土していきます。
この黄色いのは、播種機についてきたならし板です。
かみさんはこっちの方がお気に入りだったみたい。
ここまで出来たら苗代に並べていきます。
あとで、水を張ったプールにするので、最初にビニールを敷いておきます。
そうやって3キロの種籾を蒔いて全部で27枚出来ました。
これにパオパオを2重にしてトンネルにします。
その上からビニールをかけて重石で押さえました。
最初は、発芽するまで水を入れないで育てます。
発芽して少し葉が伸びてきたらプールにする予定です。
、、、で、次は田んぼに水を入れる作業。
今のうちから水を入れて荒代かきに備えます。
その水なんですけど、前にちょっと書きましたけど、入水が隣のうちの排水とつながってた件。
結局、水の取り入れ口に直接パイプをつなげて、田んぼまで引っ張ることにしました。
ここから道路の下を通って
ここで隣のうちの排水に落ちてるんですけど、ここにパイプをつなげました。
このパイプは、道路の下を通って
ここで曲がって
こっちから出てきて
うちの畑に入って
何にしても無事水が引けて良かったです。
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